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日本MS、「リモートワーク診断」を提供 組織の課題を無料でチェック
日本マイクロソフトが、質問に答えると組織のリモートワーク体制の現状と課題を無料でチェックできるWebサイト「リモートワーク診断」の提供を始めた。
日本マイクロソフトは11月4日、質問に答えると組織のリモートワーク体制の現状と課題を無料でチェックできるWebサイト「リモートワーク診断」の提供を始めた。
質問は全部で32種類。ユーザーが回答すると、組織の文化や情報基盤、業務設備、人事制度が、どの程度リモートワークに適合できているかを数値化。「課題となる点を確認しましょう」「平均的な組織に比べて十分に進んでいます」などの評価コメントを付ける。
診断結果を基に、ユーザーの組織を「富豪」「大臣」など16種類のカテゴリーに分類する機能も用意。カテゴリーはTwitterやFacebookなどのSNSでシェアできる。
診断はリモートワークのコンサルティングなどを手掛けるネクストリード(東京都港区)と共同開発。数値の算出には日本マイクロソフトの経験や顧客の成功事例、実態調査などのデータを活用しているという。
日本マイクロソフトが5月から6月に国内企業の経営者層2000人を対象に行った調査によると、リモートワークを全く実施できていない企業が28.9%あり、「どのように実施すればよいのか分からない」との声も寄せられたという。
同社はこれを受け「より効果的なリモートワークの実現に向けた戦略や手法を検討するきっかけとなる」として診断の提供を決めた。
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