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メルカリ、置き配に対応 「ゆうゆうメルカリ便」で非対面配送の利便性を強化
メルカリが置き配の対応を始めた。日本郵便と提供する配送サービス「ゆうゆうメルカリ便」で発送される商品が対象。ユーザーがメルカリアプリで購入した商品を非対面で受け取れるようになる。
メルカリは11月11日、ユーザーがフリマアプリ「メルカリ」で購入した商品を非対面で受け取れる置き配の対応を始めた。日本郵便と提供する配送サービス「ゆうゆうメルカリ便」で発送される商品が対象。コロナ禍の影響により、非対面の配送を強化する。
購入者がアプリの「購入手続き」画面で「配送先」をタップし、「住所一覧」から「指定した置き場所で受取」を選ぶ。希望する置き場所を選ぶと、指定した場所に荷物が届く。選べる置き場所は、宅配ボックス、玄関前や玄関前の鍵付容器、メーターボックス、物置や車庫、郵便受箱。出品者が発送手続きを終えるまでは、届ける場所を変えられる。ゆうゆうメルカリ便のうち、「ゆうパケットプラス」「ゆうパック」で発送される商品が対象。
メルカリによると、これまでユーザーから「平日は荷物が受け取れない」「配達を待つ時間がもったいない」「再配達の手続きをするのが面倒」といった声があったという。置き配の導入によって、こうした不満を解消するとしている。
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