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NTTコム、NECら、高松市のスマートシティ化を支援へ 行政のデジタル化を推進
NTTコミュニケーションズとNEC、STNetが、香川県高松市のスマートシティ化に向け、行政のデジタル化を推進するための合意書を締結した。
NTTコミュニケーションズとNEC、STNet(香川県高松市)は11月12日、香川県高松市のスマートシティ化に向け、行政のデジタル化を推進するための合意書を締結したと発表した。
3社は高松市の窓口業務の数や作業量を調査した「手続棚卸タスクフォース」に参画し、オンライン化の実現性や利便性について法令面なども踏まえて検討する。結果を基に2021年度以降の行動計画策定に向け提言を行う。
高松市は17年に、IoTやAIといった技術を活用して住民にさまざまなサービスを提供するスマートシティの実現を目指して「スマートシティたかまつ推進協議会」を設置。20年9月からは行政手続きのオンライン化を検討するため、協議会内で手続棚卸タスクフォースを立ち上げた。
11月6日には「高松市スーパーシティ準備チーム」を発足。政府が12月ごろに募集を始める国家戦略特区への認定を目指す。認められれば法的規制が一部緩和され、実証実験などを行いやすくなる。
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