ニュース
JR東、「タッチでGo!新幹線」のエリア拡大 新青森や秋田も対象に
JR東日本が「タッチでGo!新幹線」の対応エリアを2021年春以降に拡大する。秋田や新青森でも利用できるようになる。
JR東日本は11月12日、「Suica」「PASMO」など交通系ICカードのチャージ残額で新幹線の自由席に乗車できる「タッチでGo!新幹線」の対応エリアを拡大し、秋田や新青森でも利用できるようにすると発表した。2021年春のダイヤ改正日以降に拡大する。
タッチでGo!新幹線は2018年にスタート。券売機などで利用登録をした後、ICカードの残高があれば、在来線と同じように新幹線の自由席へ乗車できる。特急券の購入が不要なため、券売機やみどりの窓口などに並ぶ必要がない。
これまでは首都圏が対象の中心だったが、エリアを拡大する。東北新幹線では東京〜那須塩原間のエリアを新青森まで広げる。東北エリアでは盛岡での乗り換える場合、盛岡〜秋田でも利用可能になる。
その他、山形新幹線(福島〜新庄間)、上越新幹線(上毛高原〜新潟間及び越後湯沢〜ガーラ湯沢間)、北陸新幹線(安中榛名〜上越妙高間)にも対応する。
JR東日本はエリア拡大に合わせて、3カ月限定で記念キャンペーンを実施。拡大エリア内でタッチでGo!新幹線を利用した場合、利用額が同じ区間を2回利用するたびに1回分の利用額の10%を「JRE POINT」で還元する。
関連記事
- モバイルICOCA、2023年春にスタート 関西圏もスマホで定期購入
JR西日本が、「ICOCA」の機能をスマートフォンで使えるサービス「モバイルICOCA」を2023年春にスタートすると発表した。 - PASMO、iPhoneとApple Watchでスタート 定期券も使える
待望のPASMO定期がiPhoneとApple Watchにやってきた。 - ソニー、Suica決済とAlexa対応の新スマートウォッチ「wena 3」発表
ソニーがバンド部分に機能を内蔵したスマートウォッチの新製品「wena 3」(ウェナスリー)を11月27日に発売する。実売予想価格は2万4000円(税別)から。 - モバイルSuica、会員1000万人突破
JR東日本は、「モバイルSuica」の会員数が8日付けで1000万人を突破したと発表した。2006年1月の開始から約14年半で大台に乗った。 - iPhoneとApple WatchでPASMO、10月6日から
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.