「PS5」ゲームの設定に目を丸くした漫画家、つい「〇」ボタンを押してしまう:サダタローのシェアさせていただきますR(4/4 ページ)
一般の家庭に近い環境でじっくりとPS5をプレイし、ゲーマー目線の感想を漫画にしてほしいと依頼を受けた漫画家のサダタローさん。6畳間の4Kテレビでプレイして一体何を思ったのでしょうか。え、専用用語が分からない?
取材当日、サダタローさんがまず驚いたのは、PS5の大きさ(編集部注:PS5を見るのは2度目です)。6畳の洋室で50インチの4Kテレビの横に並べられたPS5は、かなり存在感がありました。
次に驚いたのは、メニュー画面の鮮明さ。4Kテレビに表示した画面はとてもくっきり美しく、それまでキレイだと思っていたPS4の画面が少しボヤけていたことに気付きます。横並びで比較しなければ分からなかったかもしれません。
さっそくゲームを始めたサダタローさんですが、今度は思うように操作できず戸惑った様子。そう、PS5でコントローラーの「×」ボタンが決定、「〇」ボタンがキャンセルに統一されたことを失念していました。
SIEの決定については、ネット上でも賛否両論があります。これまでのようにゲームごとに設定が異なるという事態は避けられても、ユーザーはPS5だけで遊ぶわけではありません。家の中には過去のゲーム機や他社のハードもありますから、「分かっちゃいたけど、慣れるまでストレスになりそう」というサダタローさんの感想に頷く人も多いのではないでしょうか。
次につまずいたのは、ゲーム内のグラフィック設定でした。各項目に説明文が添えられているのですが、内容は専門用語が目立ちます。「フレームレート」や「レイトレーシング」の意味が分からないとストレスを感じるかもしれません。PCゲームよりユーザー層が広く厚い家庭用ゲーム機で、どこまで専門的な用語や表記を使って良いのか。ゲーム制作側はもう少し考えるべきかもしれません。
それでもプレイを続けるに従い、サダタローさんのテンションは上がっていきます。前回も取り上げたグラフィックの美しさ、コントローラーのユニークさに加え、ゲームの進捗が分かる「コントロールセンター」の利便性、「PlayStation Plus」に加入すると見られる攻略ヒント(未体験ですが)などに未来を感じたようです。もっとも最後には予約できなかった現実を思い出し、再びやさぐれてしまいましたが……。
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