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Snap、TikTok似の「Spotlight」発表 人気作品は100万ドル以上獲得のチャンス
Snapが、SnapchatにTikTokのようなエンタメ目的の60秒動画を投稿する新機能「Spotlight」を一部の国で追加した。年末までの毎日、その日のトップ作品に100万ドル(約1億円)以上の賞金を与える。
SNSの「Snapchat」を手掛ける米Snapは11月23日(現地時間)、TikTokに似た動画投稿のための新タブ「Spotlight」を発表し、北米や欧州などで同日提供を開始した(日本ではまだ使えない)。
Spotlightタブに表示されるのは最大60秒の動画。Snapを投稿する際に[Spotlight]とタップするだけで、誰でもこのタブ向けに投稿できる。
Spotlightのガイドラインによると、ここに投稿する動画は音声付きの縦長で、「ニュースや政治的なものでなく、エンターテインメント」でなければならない。投稿は公開前にガイドラインに沿っているかどうかモデレートされる可能性がある。また、このタブに投稿した作品は作者が削除しない限り消えることはない。
SnapはSpotlightを盛り上げるために、少なくとも年末までの間、最も人気のあったSpotlight投稿に100万ドル(約1億円)以上の賞金を与える。トップの作品は、Snap独自のアルゴリズムで決定するという。賞金はSnapが作者に直接連絡して支払い、誰が賞金を獲得したかは特に発表しない。
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