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稲作RPG「天穂のサクナヒメ」、世界累計出荷本数が50万本突破 発売から2週間で
「天穂のサクナヒメ」の世界累計出荷本数が50万本を突破。11月12日に発売したタイトルで、稲作を細かく再現したゲーム性が話題を呼び、好調な売れ行きにつながっている。
ゲームソフトの開発や販売を手掛けるマーベラス(東京都品川区)は11月25日、12日に発売したゲーム「天穂(てんすい)のサクナヒメ」の世界累計出荷本数が50万本を突破したと発表した。同タイトルは主人公が稲作をして力を付け、農具などを武器に敵と戦うストーリー。稲作の様子を細かく再現し、ネット上で「本格的すぎる」と話題になっている。
対応するハードウェアはNintendo Switch、PlayStation 4、PC。稲作のシーンでは田おこし、育苗、田植え、草むしり、稲刈り、脱穀といった工程をシミュレーション可能。そのゲーム性がネット上で「農林水産省のFAQが攻略wikiになる」「品薄になると令和の米騒動が起きそう」などと反響を呼び、好調な売れ行きにつながっている。
発売から約2週間で50万本を突破したことについて、ネット上では「まさかこんなに売れるとは」などと驚きの声も上がっている。
2020年に発売され、約1カ月以内に累計出荷本数が50万本を超えたタイトルは「eBASEBALLパワフルプロ野球2020」「キャプテン翼 RISE OF NEW CHAMPIONS」「桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番!〜」などがある。
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