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ソフトバンク、同社史上最大のデータセンター開設 延べ床面積約4万5000平方メートル
ソフトバンクが、同社史上最大となる延べ床面積約4万5000平方メートルのデータセンターを東京都府中市に開設した。クラウドサービス大手などに貸し出す予定。
ソフトバンクは12月1日、データセンターの運用を手掛ける子会社・IDCフロンティア(東京都千代田区)と共同で、延べ床面積約4万5000平方メートルのデータセンターを東京都府中市に開設した。クラウドサービス大手などに貸し出す予定。クラウドやAI、5Gなどの普及を見据え、2社が持つデータセンターとしては最大規模のものを用意した。
敷地内には基礎免震構造のサーバ棟とオフィス棟がある。建築面積は7225平方メートル、延べ床面積は4万5419平方メートル。サーバ棟は約4000のサーバラックを収容できる。受電容量は50MW。48時間連続運転できる非常用発電機や、10分間電源供給できる無停電電源装置などを備える。入館時には顔認証システムで本人確認を行う他、サーバルームに入る際には静脈認証なども追加で行う。
ソフトバンクは新設したデータセンターを活用し、建物内のスペースを貸し出すコロケーションサービスや、顧客企業のネットワークと閉域接続するサービスなどを提供する。IDCフロンティアは、データセンターの運用と管理を行う。
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