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Qualcomm、5G強化のハイエンドスマホ向け次期プロセッサ「Snapdragon 888」発表
Qualcommが、フラグシップスマートフォン向けの次世代ハイエンドプロセッサ「Snapdragon 888」を発表した。5Gモデム「X60」を統合し、AIエンジンも搭載する。シャープやLGの2021年のフラグシップ端末に搭載される見込みだ。
米Qualcommは12月1日(現地時間)、年次イベントSnapdragon Tech Summit Digtalで、次世代フラッグシップスマートフォン向けのハイエンドプロセッサ「Snapdragon 888」を発表した。来年ASUS、Lenovo、LG、Motorola、OnePlus、OPPO、シャープ、Xiaomi、ZTEなどが発売するAndroid搭載フラグシップ端末に搭載される見込み。
先代の「Snapdragon 865」とは異なり、5Gモデム(2月に発表した「Snapdragon X60」)を統合する。
また、再設計したHexagon搭載の新世代の「Qualcomm AI」エンジンを搭載するため、性能と電力効率が大幅に向上する(詳細はまだ不明)。
さらに、高速なイメージプロセッサ「Qualcomm Spectra ISP」により、1200万画素の写真を毎秒120枚撮影できる。
Tech Summit DigtalにはNTTドコモのIoTビジネス部長コネクテッドカービジネス推進室長の谷 直樹氏も登壇し、「業界をリードするSnapdragon 888を搭載した次世代5G端末が、ドコモの5Gネットワークで最高の体験を提供することを楽しみにしている」と語った。
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