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政府の「アイデアボックス」を“2ch風”のUIで表示 個人が開発 レスで議論を活発に

政府の「デジタル改革アイデアボックス」を「2ちゃんねる」風のUIで表示するWebサービスが登場。匿名・ハンドルネームでのレス(返信)機能も搭載する。ユーザーを議論に参加しやすくする目的で開発したという。

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 政府の意見募集サイト「デジタル改革アイデアボックス」に寄せられた意見を、かつての「2ちゃんねる」(現5ちゃんねる)にそっくりなUIで表示するWebサービス「デジタル庁板」が登場した。ユーザーは匿名か、ハンドルネームを使って投稿された意見にレス(返信)し、他のユーザーと議論できる。個人開発者の矢野さとるさんが12月2日に公開した。

 返信はデジタル庁板内だけに表示する仕組みで、アイデアボックスのコメント欄には反映されない。「2ちゃんねる風のゆるいUIにすることで、どんな人でも(議論に)気軽に参加できるようになったらいいと思い開発した」(矢野さん)という。

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議論のイメージ

 デジタル庁板では、アイデアボックスに投稿された意見を、新着順やコメント数順で並べ替えられる。意見ごとに、アイデアボックス内でどれだけ賛成・反対・中立のコメントが集まっているかを、表やグラフで表示することも可能。「JaneStyle」「BB2C」といった5ちゃんねる専用ブラウザでの閲覧にも対応する。

 今後はユーザーからの要望などを基にアップデートを検討する。矢野さんは過去にも、アイデアボックスに集まった意見を自動でピックアップし、ツイートするTwitterアカウント「デジタル改革アイデアボックス君JP」を開設している。

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