ニュース
Facebook Japan、デジタルリテラシーの教育プログラムを開始 SNSとの向き合い方などを生徒に授業
Facebook JapanがSNSとの向き合い方などデジタルリテラシーの向上を目的にした教育プログラム「みんなのデジタル教室」を始めた。
Facebook Japanは12月3日、SNSとの向き合い方などデジタルリテラシーの向上を目的にした中高生向けの教育プログラム「みんなのデジタル教室」を始めた。これまで、グローバルで展開していた事業を日本に導入した。
みんなのデジタル教室は、コロナ禍でのオンラインサービスの利用機会増加などを背景に、米Facebookが各国で展開している教育プログラム。同社のパートナー団体の指導の下、SNS上で活躍するクリエイターのインタビュー映像などを活用し、中学生と高校生向けに、SNSを適切に活用するポイントやセキュリティの保護などについて教える。
初回講義としてFacebook Japanは自由ヶ丘学園高校(東京都目黒区)で授業を実施。同社の社員らがデジタル上の個人情報「デジタル・アイデンティティー」などについて講義した。授業には同校の1年生の生徒18人が参加した。
年内にアジア太平洋地域8カ国で、200万人が同プログラムを受講予定。日本国内では2021年夏までに1500人の受講を目指す。同社は「利用者の皆さまに安心・安全にプラットフォームを利用いただくことが重要になっている。これからも専門家やパートナー団体との協力の下、機能の開発・提供や啓発活動に注力していく」としている。
関連記事
- Facebook発表の暗号通貨「Libra」、プロジェクトと管理組織の名称を「Diem」に改称
Facebookが2019年6月に発表した暗号通貨「Libra」とそれを管理する組織Libra協会の名称が、「Diem」と「Diem Association」に改称された。(Facebookからの)「組織の独立性を強調する」ためとしている。 - Facebook、eコマース向けチャットbotのKustomer買収
IntagramやFacebook Messengerでの企業顧客のサポートを強化しているFacebookが、顧客サービルCRMのKustomerを買収すると発表した。Kustomerはチャットbotでオムニチャンネルの顧客サポートを提供している。 - リアルな眼球の動きをVRアバターで再現 Facebookが開発
VRアバターにさらにリアルさを追加できる「眼球の動き」。 - TwitterとFacebookのCEO、大統領選をめぐる公聴会で「投稿ルールの見直しは必要」
米上院司法委員会が17日に開催した米大統領選中の投稿に関する公聴会で、Twitterのジャック・ドーシーCEOとFacebookのマーク・ザッカーバーグCEOがリモートで証言した。 - Facebook Messengerでも消えるモード「Vanish Mode」追加
Facebookが「Facebook Messenger」に相手とのやり取りが自動的に消える「Vanish Mode」を追加した(日本はまだ)。Instagramでも間もなく使えるようになる見込み。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.