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冬場の換気、エアコンと石油ファンヒーター併用でもコスト上がらず コロナが検証
暖房機器メーカーのコロナが、冬場の換気は石油ファンヒーターとエアコンを併用すると早く室温が戻り、ランニングコストは上がらないという検証結果を発表した。
暖房機器メーカーのコロナが、冬場の換気は石油ファンヒーターとエアコンを併用すると早く室温が戻り、ランニングコストは上がらないという検証結果を発表した。
室温22℃に設定したエアコンと石油ファンヒーターを併用した場合、換気後にエアコンだけに比べて3分30秒早く室温が復帰した。ランニングコストは開始1時間(換気2回)までエアコン単体のほうが安かったが、2時間以降はほぼ同等だった。
「エアコンは気温差が大きいと電力を使うため、灯油にかかるコストを相殺したと考えている」(コロナ)
実験は外気温6℃、室温7℃の14畳の部屋で行った。換気は30分ごとに対向する2つの窓を2分開放。換気中もエアコンと石油ファンヒーターは継続して運転した。
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