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ソフトバンクG、犬型ロボのBoston Dynamicsを売却 韓国Hyundaiに約915億円で
ソフトバンクグループが、傘下の米Boston Dynamicsを韓国Hyundai Motor Groupに売却する。株式の80%を約8億8000万ドル(約915億円)で売却し、取引は2021年6月までに完了する見込み。
ソフトバンクグループ(SBG)は12月11日、傘下のロボットメーカー米Boston Dynamicsを韓国Hyundai Motor Groupに売却すると正式発表した。株式の80%を約8億8000万ドル(約915億円)で売却する。取引は2021年6月までに完了する見込み。
SBGは売却の理由について「グローバルな戦略的持株会社としてポートフォリオのレビューを行い、価値の最大化を図る中で、世界有数のグローバルモビリティ企業である Hyundai Motor Groupをパートナーに迎える時機を迎えたと判断した」と説明している。
Hyundaiは昨今、AIやロボットなどへの投資を強化しており、その方針の一環でBoston Dynamicsを買収するといい、「本件を通じてロボティクス領域において第一線のプレゼンス(存在感)を確立する」としている。
Boston Dynamicsはマサチューセッツ工科大学発のベンチャーで、1992年に創業。13年に米Google、17年にSBGに買収された。代表的な製品には犬型ロボット「Spot」や四足歩行ロボット「SpotMini」などがある。
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