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新幹線の一部を“リモートワーク推奨車両”に JR東日本とKDDIが実証実験

JR東日本とKDDIが、新幹線の一部車両を「リモートワーク推奨車両」として提供する実証実験を行うと発表した。場所や時間にとらわれない暮らしを作る「空間自在プロジェクト」の一環。

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 JR東日本とKDDIは12月15日、新幹線の一部車両を“リモートワーク推奨車両”として提供する実証実験を行うと発表した。アフターコロナを見据え、場所や時間にとらわれない暮らしを作る「空間自在プロジェクト」の一環として、2021年春以降をめどに実施する。

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 リモートワーク推奨車両には専用の通信回線を引く。KDDIが公開した車内のイメージ画像には、通常よりゆったりした座席やテーブルなどが描かれている。こうした車両の試験提供を通じて、利用者のニーズを探るとしている。車内での会話を許可するかどうかも検討する。

 両社は20年12月14日にプロジェクトの実現に向けた基本合意書を締結。それぞれが持つ交通と通信の技術を生かし、高輪ゲートウェイ駅周辺の開発やIT環境が整ったサテライトオフィスの開設なども行う。

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駅周辺の開発イメージ

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