バンダイは12月18日、AI技術を活用したスマートフォン向けデジタルカードゲーム「ゼノンザード」(iOS/Android)の提供を2021年2月18日に終了すると発表した。サービス終了の理由は説明していない。
同作は19年9月にリリース。AIベンチャーのHEROZ(東京都港区)と共同開発した「カードゲーム特化型AI」を搭載する。AIはプレイヤーの使うデッキや戦い方といった情報を学習し、対戦後にバトルの内容を分析したり、デッキの作り方をアドバイスしたりする。プレイヤーは学習を重ねたAIと対戦もできる。
有料のゲーム内アイテム「Zストーン」は21年1月18日に販売を停止。払い戻しの方法はサービス終了後に案内する。発表を受け、Twitterでは18日午後3時ごろに「ゼノンザード」がトレンド入りした。
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