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Raspberry Pi 4をUSBメモリやSSDで起動する名刺サイズの超小型PC「ラズパイ」で遊ぶ(第35回)(2/2 ページ)

ラズパイをUSBメモリやSSDで起動するための方法を紹介。

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大容量のSSDを利用する

 これでUSBメモリからの起動が可能になりましたが、USBデバイスを使えるということは、大容量のSSDをUSB接続して使うこともできます。そこで今回は、ラズパイ4でSATA接続のM.2 SSDが使えるようになるケース「Argon One M.2」を紹介します。

Raspberry Pi
Argon One M.2本体

 Argon One M.2はせんごくネット通販のほか、千石電商の秋葉原本店で販売されています。価格は5800円(税込)です。Amazonでの取り扱いもありますが、こちらは6288円と少し高くなっています。いずれにしても、ラズパイのケースとしては高級な部類に入ります。

 底面にはM.2 SSDを取り付けられるスロットが用意されており、外部に用意されているUSB3.0ポートを、ラズパイのUSB3.0ポートに専用コネクターで接続する形で利用します。なお、ケースの上面の一部がふたになっており、これを取り外すことでGPIOを利用できます。

Raspberry Pi
背面には入出力ポートが集約されている。写真のようにM.2 SSDとラズパイを接続する
Raspberry Pi
ケース上部のふたを外すとGPIOが利用できる
Raspberry Pi
底面にM.2 SSDをセットして利用する

 Argon One M.2とラズパイは、専用ボードで接続してポート類を拡張できます。フルサイズのHDMI端子も用意されており、ラズパイ4本体にあるMicro HDMI端子のためにケーブルを別途用意しなくてもPCやテレビなどに接続できるようになるのはうれしいところです。

Raspberry Pi
付属の拡張カードとラズパイを接続して収納する
Raspberry Pi
ラズパイのSoCとメモリは本体カバーに触れて設置されるようになっているが、これにより本体全体がヒートシンクの役割をしているほか、ケースにはファンが取り付けられているので冷却もバッチリ
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