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キャラクターの衣服を削除したゲーム動画を販売 神奈川県警が容疑者を書類送検
神奈川県警が、ゲーム「DEAD OR ALIVE」シリーズ内の動画を無断で販売したとして、容疑者1人を書類送検。キャラクターの衣服を削除するなどの改変をゲームに加えていたという。
神奈川県警は1月6日、コーエーテクモゲームスの3D格闘ゲーム「DEAD OR ALIVE」シリーズの動画を無断で販売したとして、容疑者1人を著作権法違反の疑いで書類送検した。キャラクターの衣服を削除するなどゲームを改変して動画を撮影し、DVDにコピーしてオークションサイトで販売していた可能性が高いという。
容疑者は「DEAD OR ALIVE 6」や「DEAD OR ALIVE Xtreme Venus Vacation」など3タイトルを改変し、撮影した動画を少なくとも2年半にわたって販売していた疑いがある。コーエーテクモゲームスによれば、容疑者はネット上で入手したMod(ユーザーが独自に作成した拡張データ)を使ってゲームを改変していた可能性が高いという。
動画の販売期間が長いことから、コーエーテクモゲームスは悪質な行為として、刑事訴訟とは別に著作権侵害に基づく民事訴訟も提起する方針だ。
【編集履歴:2021年1月7日午前10時30分 容疑の名称を追記しました】
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