米Intelは1月6日(米国時間)、顔認証システム「Intel RealSense ID」を発表した。「RealSense」をベースとし、専用の深層学習チップで高速に処理するためネットワークへの接続が必要ないという。
写真や顔に似せたマスクなどによる偽装を排除するセキュアな仕組みで、偽装による突破の確率は100万分の1程度だとしている。入退場管理、スマートロック、ATM、販売端末などでの利用を見込む。
顔画像は全てローカル処理し、ユーザーデータを暗号化するため、ユーザーのプライバシー保護に配慮しているとしている。
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