ニュース
Tesla、SpaceXのイーロン・マスク氏、世界一の富豪に Amazonベゾス氏抜く
米Teslaなどを経営するイーロン・マスクCEOが、米Amazon.comのジェフ・ベゾスCEOを抜いて世界一の富豪の座に就いたと米Bloombergが報じた。
米Teslaなどを経営するイーロン・マスクCEOが世界一の富豪の座に就いたと、米Bloombergが1月7日(現地時間)に報じた。これまで米Amazon.comのジェフ・ベゾスCEOがトップを保っていたが、マスク氏が抜いて1位となった。
世界で最も裕福な500人を日別に示す「Bloomberg BillionairesIndex」のランキング。Bloombergによると米株式市場でTeslaの株価が上昇し、7日時点でマスク氏の資産価値は1948億ドルとなり、ベゾス氏を95億ドル上回ったという。
イーロン・マスク氏は南アフリカ出身。PayPalの前身となる会社の立ち上げや、宇宙開発企業SpaceXの共同創始者も務め、2016年にはBMI(Brain Machine Interface:脳マシンインタフェース)デバイスを手掛けるNeuralinkを設立。人の頭にチップを埋め込んで脳の信号を読み取り、考えるだけでコンピュータに文字を入力するといった技術の開発を目指している。20年8月に発表した進捗報告では、実際に脳へ埋め込むチップを披露していた。
関連記事
- AIに負けるな──イーロン・マスク「Neuralink」の狙いは「人類の能力の拡張」 脳を読み取る「ブレイン・マシン・インタフェース」開発の今
イーロン・マスク氏が立ち上げたNeuralinkを中心に、「ブレイン・マシン・インタフェース」開発の今を解説する。 - イーロン・マスクのNeuralink、脳埋め込みチップのブタでのデモで進捗報告
イーロン・マスク氏のBMI(脳マシンインタフェース)企業Neuralinkがプロジェクトの進捗報告イベントを開催。頭蓋骨にはめる直径23mmのチップ「LINK」と移植手術ロボットを披露し、LINKを埋め込んだブタによるデモを行った。 - 野口聡一さん搭乗の「Crew Dragon」、日本時間11月16日午前9時27分打ち上げ
野口聡一氏らが搭乗する「Crew Dragon」が、日本時間11月16日午前9時27分にISSに向けて打ち上げられる。NASAはドッキングまでをYouTubeでライブ配信する。【UPDATE】打ち上げは無事成功した。 - Microsoft、宇宙事業「Azure Space」でイーロン・マスク氏のSpaceXと提携
Microsoftが宇宙事業「Azure Space」を発表した。パートナー企業の衛星の膨大なデータの処理などを支援していく。また、SpaceXの衛星通信ネットワーク「Starlink」を新モジュール式データセンターMDCで採用する。 - TeslaのマスクCEO、新開発バッテリーで「3年後には2万5000ドルの自動運転車を」
Teslaが年次株主総会後に開催したイベント「Battery Day」で、低コスト・高性能の新バッテリーを発表した。イーロン・マスクCEOはこのバッテリーを搭載することで「3年後には2万5000ドル(約263万円)の自動運転車を作り出せる」と語った。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.