最高2500円のカプセルトイも バンダイが新型自販機で「プレミアムガシャポン」展開 第1弾は「鬼滅の刃」
バンダイは2500円までの商品を販売できる「プレミアムガシャポン」を1月第4週から順次展開する。第1弾は「鬼滅の刃」のデフォルメフィギュア。
バンダイは1月14日、新型カプセルトイ自販機「ガシャポンステーション」に専用ユニットを取り付け、2500円までの商品を販売する「プレミアムガシャポン」を発表した。1月第4週から展開する予定で、第1弾は「鬼滅の刃」のデフォルメフィギュア。
専用ユニットにより、100円硬貨5枚に加え、500円硬貨4枚を受け入れ可能にした。これまで500円が上限だったカプセルトイの価格設定を最高2500円に広げ、カプセル径も従来の最大75mmから最大80mmへと拡大する。
バンダイは「価格の上限が上がることで商品価値を上げやすくなる。大きな商品やギミックを盛り込んだ商品など、昨今増加傾向にある大人向け商品、高付加価値商品を展開しやすい」としている。設置店舗は1月18日に公式サイトで公開する。
第1弾はアニメ「鬼滅の刃」のキャラクターをデフォルメした全長74mmの彩色済みフィギュア「ちまっ!キャラ 鬼滅の刃1」。1回800円(税込)で1月第4週から順次展開する。
2月にはアニメ「ドラゴンボール」シリーズから「かめはめ波」のエフェクトがLEDで光る「アリティメットルミナス 孫悟空」、3月には同じく発光ギミック搭載の「アルティメットルミナス 仮面ライダーセイバー」が登場する。いずれも価格は1回1500円(税込)。
バンダイは1977年にカプセルトイ事業へ参入。後発組だったが、当時20円が主流だったカプセル自販機に異例の100円機を投入し、当時の子ども達に衝撃を与えた。現在は電子マネー対応の「スマートガシャポン」やオンラインで購入できる「ガシャポンオンライン」なども展開している。
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