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音声合成AIで“声の広告”制作 ナレーターいらずで効率化 エイベックス子会社が提供

コエステが、音声合成AIを活用して音声広告を制作するサービスを始めた。広告制作コストを減らせるメリットがあるという。

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 エイベックス傘下のコエステ(東京都港区)は1月14日、音声合成AIを活用して音声広告を制作するサービスを始めた。広告の原稿をAIが読み上げる仕組み。リスナーの属性に応じた広告を作りやすい点や、ナレーターを起用する場合よりもコストを減らせる点などのメリットがあるという。

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 音声広告の販売を手掛けるオトナル(東京都中央区)と共同で提供する。制作した広告は「Spotify」や「radiko」といった音声プラットフォームで配信する。タレントや著名人の声をモデルにした音声の合成にも対応。2パターンの広告を制作した上で、その効果を比較して表現を調整することも可能だ。

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 音声でのターゲティング広告を作る際、従来はリスナーの属性や配信日時、シチュエーションに応じて複数の原稿を用意し、原稿の数だけナレーターや声優の声を収録する必要があった。合成音声を使うことで収録や修正の手間とコストを削減できるとしている。

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