ニュース
パナソニック、画像解析カメラのスターターキット すぐにAIを体験できるプリインストールアプリを用意
パナソニックがAIで画像解析ができる「Vieureka(ビューレカ)プラットフォーム」に対応したカメラ「VRK-C301」の開発者向けスターターキットを発売。10個のプリインストールアプリを付属した開発用のソフトウェアキット(SDK)を同梱している。
パナソニックは1月18日、AIで画像解析ができる「Vieureka(ビューレカ)プラットフォーム」に対応したカメラ「VRK-C301」の開発者向けスターターキットを1月21日に発売すると発表した。価格はオープン。10個のプリインストールアプリを付属した開発用のソフトウェアキット(SDK)を同梱し、開封後すぐにオブジェクト検出や姿勢推定などのAI解析を体験できるという。
開発者はプリインストールアプリを使い、カメラで利用できる機能を確認。それを基に、自社の使用環境に合わせたアプリを開発する。プリインストールアプリを用意した理由について、パナソニックは「ユースケースのイメージがしやすいため」と説明している。
VRK-C301はパナソニックが2020年4月に発売したカメラ型のコンピューティングデバイス。6コアの高性能CPUを搭載しており、さまざまなアプリに対応する。本体サイズは87(幅)×87(高さ)×35.6(奥行き)mm。重さは約260gでカメラは1080p(30fps)。
対応言語はC、C++、Pythonで、Ubuntu(18.04)で動作する。
関連記事
- パナ、冷凍・冷蔵機能付き宅配ロッカーの受注販売スタート
パナソニック産機システムズが、冷蔵・冷凍機能付きの宅配ロッカー「受け取り用冷凍・冷蔵ロッカー」の受注販売を始めた。 - パナソニックも自社製マスクを一般販売 Panasonicロゴ入り
パナソニックは、自社の国内工場クリーンルームで製造した不織布マスクを、1月12日から一般販売する。50枚入り1箱3278円(税込、送料別)。 - 自動走行ロボ使用、住宅街で荷物を配送 パナソニックが藤沢市で実証実験
パナソニックが、自動走行ロボットを使った住宅街向け配送サービスの実証実験を実施中。11月末から公道での技術検証を進めており、2021年2月から試験的にサービスを始める予定。実施場所は「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン」。 - パナソニック、透明有機ELディスプレイを商品化 12月発売へ
パナソニックが透明有機ELディスプレイを12月上旬に発売する。実物に映像を重ねて表示するなど多彩な表現が行えるため、デジタルサイネージなどに利用できるとしている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.