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NTT東がドローンの新会社 機体の提供やパイロットの派遣サービスなど
NTT東日本が、ドローン事業を手掛ける新会社を設立すると発表した。AI事業を手掛けるオプティムや、ドローンや地理情報システムを販売するWorldLink & Companyと合弁する。
NTT東日本は1月18日、ドローン事業を手掛ける合弁会社「NTT e-Drone Technology」を設立すると発表した。AI事業を手掛けるオプティム(東京都港区)、ドローンや地理情報システムを販売するWorldLink & Company(京都府京都市)と合弁。2月1日から事業を開始する。資本金は4億9000万円。出資比率は非開示だが、NTT東日本が筆頭株主となる。
新会社では軽トラックに積むことができ、4〜8kgの荷物を持ち上げられる産業用ドローンを提供する。ドローンの国内販売や保守サービスに加え、機体のシェアリングやパイロットの派遣サービスも展開するとしている。
まずは2月から全国で、農薬散布用ドローンのデモフライトを実施する。出資した3社はAI技術やICTなどそれぞれの強みを生かし、ドローンに関するサービスを継続的に開発するとしている。
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