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調査リポート

QRコード決済、「利用している」は約3割 現金派に及ばず MMD調査

MMD研究所が、QRコード決済の認知度や利用状況について調査。その結果、「現在利用している」と答えた層は33.3%だった。よく使う支払い方法は「現金」(90.8%)や「クレジットカード」(73.3%)が「スマホ決済」(41.2%)を上回った。

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 2021年1月現在、QRコード決済を利用している層は約3割――MMD研究所が1月20日、こんな調査結果を発表した。

 調査では18〜69歳の男女4万5000人を対象に、QRコード決済の認知度や利用状況について聞いた。その結果、「現在利用している」と答えた人は33.3%。残る約7割は「知らない」「利用していない」などと答えた。

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QRコード決済の認知度・利用状況(MMD研究所調べ)

 利用していない層の内訳は「どんなものか分かるが、利用したことはない」(19.6%)、「聞いたことはあるが、サービスの名称・内容はよく知らない」(14.6%)、「(過去に)利用したことはあるが、現在は利用していない」(14.1%)と続いた。

 QRコード決済を「現在利用している」と答えた人の中で、最も利用率が高かったサービスは「PayPay」(43.1%)。以下、「d払い」(18.2%)、「楽天ペイ」(15.4%)、「au PAY」(12.1%)、「LINE PAY」(4.6%)という結果だった。

 QRコード決済以外も含め、回答者がよく使う支払い方法(重複回答あり)は「現金」(90.8%)がトップ。2位は「クレジットカード」(73.3%)だった。

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回答者がよく使う支払い方法(MMD研究所調べ)

 QRコード決済とタッチ決済を合計した「スマホ決済」は41.2%で3位だった。スマホ決済を選んだ人は20年7月の前回調査から3.4ポイント増え、他の方法と比べて伸び率が最も高かった。

 調査は1月1日〜4日にインターネット上で行った。

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