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550円の「Raspberry Pi Pico」登場 独自チップRP2040搭載
英国の非営利団体Raspberry Pi Foundationがマイコンボード「Raspberry Pi Pico」を発表。独自開発のチップ「RP2040」を搭載している。価格は4ドル。日本での発売日は未定だが、正規代理店のスイッチサイエンスなどで550円で販売予定。
英国の非営利団体Raspberry Pi Foundationは1月21日(現地時間)、独自開発のチップ「RP2040」を搭載したマイコンボード「Raspberry Pi Pico」を発表した。価格は4ドル。日本での発売日は未定だが、正規代理店のスイッチサイエンスなどが550円で販売すると予告している。
CPUはCortex-M0+(デュアルコア、133MHz)、メモリは264KB SRAMを採用している。対応言語はC、C++、MicroPythonで、マイクロコントローラーの用途を想定。既存のRaspberry Piとは異なり、Linux OSのインストールは不可。
「Raspberry Pi Pico」の紹介動画
スイッチサイエンスの紹介動画
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