mineo、月間20GBで1750円の新プラン 「現行から最大60%値下げ」
MVNO「mineo」の新料金プラン「マイピタ」が2月1日にスタート。月間データ容量20GBで月額1750円(税別)などのプランを用意する。
関西電力子会社のオプテージは1月27日、MVNO「mineo」の新料金プラン「マイピタ」を2月1日に提供すると発表した。これまでは利用するキャリア回線(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク)によって料金が異なっていたが、全キャリアで価格を統一。月間データ容量20GBで月額1750円(税別、以下同)などのプランを用意する。
新プランでは、データ通信のみの「シングルタイプ」、データ通信に音声通話も加えた「デュアルタイプ」を提供。シングルタイプは、月間1GBで800円、5GBで1150円、10GBで1550円、20GBで1750円。デュアルタイプは、月間1GBで1180円、5GBで1380円、10GBで1780円、20GBで1980円。「現行プランから最大60%値下げした」(同社)としている。
オプションとして、5G通信の利用、月10分以内の国内通話がかけ放題の「mineoでんわ10分かけ放題」、通信速度制限下で最大500kbpsで通信できる「パケット放題」を提供する。
新プラン提供の背景について、同社は「mineoユーザーの99%が10GB以下の契約」とし「総務省の調査でも大手キャリア4社のユーザーの8割は、10GB以下の契約で十分という結果が出ている」と説明。各社が打ち出した大容量プランと遜色のない内容かつ、ユーザーの使用量に応じた料金プランを用意したとしている。
携帯料金の値下げを巡っては、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクが月20GB・2980円で5分以内の国内通話がかけられるプランを発表。楽天モバイルは新料金プランを1月29日に発表する予定。MVNOでは、日本通信が月20GBで毎月70分までの通話を含めた1980円のプランを2020年12月から提供している。
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