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SBG孫社長、失踪報道のジャック・マー氏とは「個人的な趣味の話をしている」
ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は、失踪報道のある中国Alibaba創業者のジャック・マー氏と連絡を取り続けていることを明かした。
ソフトバンクグループ(SBG)の孫正義会長兼社長は2月8日の決算発表会で、失踪報道のある中国Alibaba創業者のジャック・マー氏とは「個人的な趣味の話をしている」として、連絡を取り続けていることを明かした。
ジャック・マー氏は2007年6月から20年6月までSBGの社外取締役を務め、孫社長とも友人関係にある。社外取締役退任時には「毎月、直接会って食事をしたり、人生観や経営についての思いを語り合ったりしている。生涯にわたって友情は続いていく」(孫社長)としていた。
ロイター通信などの報道によると、ジャック・マー氏は2020年10月24日に上海の金融フォーラムに登壇して以降、約3カ月にわたり公の場に姿を表さなかった。孫社長は記者の「直接連絡を取ることがあったか」との質問に対し、「彼は絵が好きで絵を描いている。今度オレはこんな絵をかいたよと、彼が今制作中の絵を(私に)送ってきている」「お互い、ビジネスの生々しい話というよりは、個人的な趣味の話や『元気か』という話をしている」と明かした。
記者の「慎重なジャック・マー氏が中国当局を批判したと考えているか」との質問については「詳しい内容はメディアで読む程度しか分からないので、コメントは避けたい」(孫社長)とのみ話した。
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