Appleは、2021年1月にAppleのハードウェアエンジニアリング担当上級副社長のダン・リッチオ氏が新章プロジェクト責任者になることを発表したが、その新プロジェクトとは将来のApple ARおよびVRヘッドセットを開発するチームのことで、リッチオ氏はその責任者となったようだと、Bloombergが伝えている。
このプロジェクトチームは、2つのデバイスで総勢1000人を超えるエンジニアが所属していて、AR担当ヘッドのマイク・ロックウェル氏が主導しているそうだ。
また、Appleは、自社開発ディスプレイとカメラ技術に取り組んでいるグループを、プロセッサとセルラーモデムを担当するハードウェアテクノロジー担当上級副社長ジョニー・スルージ氏の下に移すとスタッフに伝えたようだ。
Appleは最初のデバイスを完全にカスタム化されたディスプレイで出荷できる段階に近づいていて、外部のサプライヤーからのディスプレイに取って代わることを示唆。Appleはシリコンバレー本社の近くにMicroLEDスクリーンを開発する施設を持っているそうだ。
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