ニュース
「VRコンベンションセンター」博報堂DYなど開設 3D空間で展示会やセミナー開催 ブラウザから参加
博報堂DYメディアパートナーズは、VR空間で展示会やセミナーなどを含む複合型イベントを開催できる“VRコンベンションセンター”「VRADE」を発表した。WebGLを活用し、Webブラウザだけで利用できる3Dイベント空間で、主催者と参加者がアバターを使って交流できる。
博報堂DYメディアパートナーズは2月16日、VR空間で展示会やセミナーなどを含む複合型イベントを開催できる“VRコンベンションセンター”「VRADE」(ブレイド)を発表した。WebGLを活用し、Webブラウザだけで利用できる3Dイベント空間で、主催者と参加者がアバターを使って交流できる。
イベントを開催したい企業は、展示会や講演会、セミナー、ワークショップ、会議などの“VR会場”から、必要な会場を選んでコンテンツを設定すればOKだ。
ゲストもホストもアバターで参加でき、ボイスチャットで交流できる。画面や資料の共有も可能だ。
来場管理には、電子ウォレット「VRADE-ID」や、電子チケットを発行。ブロックチェーン技術を活用したポイントやアイテムの設定もできるという。
現在、イベント主催者や常設スペースの利用者を広く募っている。4月には、複数の出展企業がそろった会場をオープンする予定だ。
ブロックチェーンシステムを提供するアーリーワークス、ARやVR関連の開発を手掛けるプレミアムアーツ、博報堂プロダクツと事業提携して展開するサービス。4社の強み「VR」「AD」「Decentralized」(分散処理)、「Event/Exhibition」を組み合わせて名付けた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
バーチャル入学・卒業式開催サービス、clusterで提供 最短1週間で会場を構築
クラスターがVR空間内に学校の入学式・卒業式の会場を構築するサービスの提供を始めた。「cluster」で式典会場や演出、スクリーンなど、実施に必要な素材一式を提供する。
三菱地所が「バーチャル丸の内」公開へ VRイベントの場として提供
三菱地所が、丸の内を再現したバーチャル空間を2月21日にオープンする。まずはVRで再現した丸の内ビルのイベントスペースを公開。仮想空間上で行うイベントやカンファレンスの場として提供する。
バーチャル同人誌即売会「Comic Vket 1」スタート 感染リスク冒さず作品頒布
HIKKYがVR空間で同人誌を頒布、購入できる即売会「Comic Vket 1」を開催した。VR空間上で作品の見本が閲覧でき、ブースに設置されたリンクから外部のECサイトで作品を購入する仕組み。
“VRイベント会場”運営のクラスター、テレ朝・グリー子会社と協業 VTuberアプリ「REALITY」と連携へ
VR空間上にイベントスペースを立ち上げられるサービス「cluster」を運営するクラスターが、テレビ朝日、Wright Flyer Live Entertainmentと資本業務提携。イベント事業やコンテンツ開発などで協業する。
