ニュース
自作3Dモデルをフィギュア化 ピクシブが「VRoid Studio」連携の3Dプリントサービス
ピクシブが、無料ソフト「VRoid Studio」で作ったモデルを、3Dプリンタでフィギュア化するサービスを始めた。ユーザーはモデルのポーズなどを指定したファイルを入稿するだけでフィギュアを作成できる。
ピクシブは2月16日、3Dキャラクターを作れる無料ソフト「VRoid Studio」で作ったモデルを、3Dプリンタでフィギュア化するサービスを始めた。ユーザーはモデルのポーズや表情を指定したファイルを入稿するだけでフィギュアを作成できる。
VRoid Studioはペンタブレットなどを使いイラスト感覚で3Dモデルを作れるソフト。ユーザーはモデルを制作後、エクスポート機能を使って入稿データを作成できる。入稿はグッズ作成サービス「pixivFACTORY」の特設ページで受け付ける。
価格はフィギュアのサイズごとに異なり、10cmで9900円(税込、以下同)、12cmで1万5940円、15cmで2万1780円。注文は1点から受け付け、約10営業日でユーザーの自宅に配送する。ただし他人の肖像権を侵害するモデルなど、pixivFACTORYの規約に反するデータの入稿は受け付けない。
ピクシブは「自作モデルのフィギュア化をしやすくすることで、3Dモデルを使ったフィギュア制作の裾野が個人にも広がってほしい」としている。
関連記事
- 光造形3Dプリンタで作る、世界で一つだけのフィギュア リアルな人体モデルを作る最短の方法
思い通りの人体モデリングができない? それでも大丈夫。 - 3Dキャラを投稿・共有できる「Vroid Hub」提供開始 プロフィール画面で動作確認も可
ピクシブは12月21日、3Dキャラクターの投稿・共有プラットフォーム「Vroid Hub」(ブイロイド・ハブ)の提供を開始した。 - サマーウォーズの仮想空間「OZ」を再現、3Dアバターで探検 ピクシブが企画
ピクシブとスタジオ地図が「サマーウォーズ」の仮想空間「OZ」を再現する企画を発表した。スマートフォンアプリ「VRoidモバイル」で、ユーザーは自作した3Dアバターを使ってOZの世界を体験できるという。 - スマホで簡単に3Dキャラ作成、“エモい”写真を撮れるアプリ「VRoidモバイル」登場
3Dキャラクターを作成し、3D空間や現実世界に重ねて表示した上で撮影できるスマホアプリ「VRoidモバイル」を、ピクシブがリリース。 - ピクシブ主催の「バーチャル同人誌即売会」 1万人以上が同時に参加可能 21年1月に
ピクシブが、VR空間上で同人誌即売会「NEOKET」を開催すると発表。サークルの出展費用・来場料は無料で、法人以外の参加を受け付ける。2021年1月30日に実施する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.