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買い物でたまったポイントで株式投資できるサービス JCBとマネックス証券が共同開発
JCBとマネックス証券が、クレジットカードで買い物をした人に株式投資用のポイントを付与するサービスを共同開発する。ポイントは買い物をした店舗の運営企業の株式取得に利用できる。
ジェーシービー(JCB)とマネックス証券は2月17日、クレジットカードで買い物をした人に株式投資用のポイントを付与するサービスを共同開発すると発表した。ポイントは、買い物をした店舗の運営企業の株式取得に利用できる。
開発するサービスでは、JCB会員が気になる加盟店を専用スマートフォンアプリで登録。その店でJCBカードを使って買い物をするたびに「仮想株式ポイント」を付与する。ポイントの残高が、登録した加盟店の運営企業の株式1株分以上たまると、マネックス証券の口座開設後に、その企業の株式取得に利用できる。
両社はアプリのα版を共同開発し、7月をめどに関係者間でサービスの実証実験を行う。消費行動を株式投資につなぐことで、消費者に投資のきっかけを提供しつつ、加盟店には株主とファン獲得の機会を提供するとしている。
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