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浴室に置ける紙パック、凸版印刷が本格生産へ プラスチックボトルを代替

凸版印刷は、浴室や洗面所など水まわりでも使える紙パックを4月から本格生産する。プラスチックボトルの置き換えなら同じ容量で石化由来材料を55%削減できるという。

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 凸版印刷は2月19日、浴室や洗面所など水まわりでも使える紙パックを4月から本格生産すると発表した。シャンプーやボディソープなどのプラスチックボトルを置き換えると同じ容量で石化由来材料を55%削減できるとしている。


水まわりでも使える紙パック「CUBE PAK」(公式動画より)

 水に濡れやすい底部付近に紙の端部を設けない構造と凸版印刷の透明バリアフィルム「GL BARRIER」を内部にラミネート加工することでプラスチックボトルとほぼ同等の耐水性を実現した。素材となる紙は環境に配慮して作られた森林認証紙を使用する。


紙ならではの発色も特徴という

 凸版印刷によると太陽油脂のボディソープ、コーセーの日やけ止めクリームへの採用が決まったという。今後は化粧品やトイレタリー業界などにも広げ、2022年度に約10億円の売上を目指すとしている。

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