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Twitter、菅首相など政治家のラベル表示開始
Twitterが日本を含むG7などの国の政府機関や政府関係者の公式アカウントにラベルを表示し始めた。日本では菅首相や外務省のアカウントにラベルが表示されている。
米Twitterが11日に予告した国家元首や政府機関の公式アカウント識別ラベルが表示されるようになった。日本では、菅義偉総理大臣、茂木敏充外務大臣、加藤勝信官房長官の公式アカウントに「日本の政府関係者」というラベルが、首相官邸、外務省などの政府機関に「日本の政府機関」というラベルが付けられている。
Twitterはラベルを付ける目的を「ユーザーにコンテキストを提供することで、ユーザーが自分が何を見て、どのようにTwitterに関与するかを情報に基づいて決定できるようにすること」としており、「自国の公的声明を伝える外国政府の高官および機関を注視しており、特に外務大臣、制度的機関、大使、公的機関の広報担当者、外交上の指導的立場にある要人といった、主要な政府関係者のアカウントに関心を払っています」と説明している。
米国ではジョー・バイデン大統領、カマラ・ハリス副大統領などに付いている。日本では副総理にもラベルが付いてよさそうなものだが、現在の日本の副総理のアカウントはほとんどツイートしておらず、青バッジもついていないためか、ラベルもつかないようだ。
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