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三菱地所、都内でワークスペースのマッチングサービス ホテルの空き部屋などを有効活用
三菱地所がホテルや飲食店、オフィスビルなどの空きスペースをワークスペースとして活用するためのマッチングサービス「NINJA SPACE」の提供を始めた。専用アプリ(iOS、無料)から利用できる。
三菱地所は2月22日、ホテルや飲食店、オフィスビルなどの空きスペースをワークスペースとして活用するためのマッチングサービス「NINJA SPACE」の提供を始めた。専用アプリ(iOS、無料)から利用できる。
利用者は個室やオープン席などのタイプや利用人数、利用時間を指定して空いているワークスペースを探せる。利用料金の決済や施設までの経路表示も専用アプリ上で行える。
ワークスペースの提供者は、現在の空き状況から利用者の受け入れを都度判断できる他、利用料や飲食店におけるワンオーダー制の有無も自由に設定できる。
まずはビジネスパーソンが多い大手町、丸の内、有楽町を合わせた“大丸有エリア”でサービスを提供する。三菱地所は当面の間、ワークスペースの提供者に課すシステム利用料を無料にするなど「早期に1000席のラインアップを目指し、1都3県、そして全国展開を図る」としている。
Android版アプリは現在準備中。基本的にはアプリからの利用を想定しているが、サービスの利用状況を見てWebブラウザ版も検討するという。
3月8日以降は、期間限定でキャンピングカーなどを丸の内仲通りに設置し、車をワークスペースとして活用する実験も予定している。
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