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JR東など5社、新幹線での公衆電話サービスを終了 全区間の通信エリア化受け
JR東日本など5社が、新幹線車内での公衆電話サービスを終了すると発表。各社が管轄する全ての新幹線路線で携帯電話を使った通話が可能になったためとしている。
JR東海、JR西日本、JR九州、JR北海道、JR東日本は3月18日、新幹線車内での公衆電話サービスを6月30日に終了すると発表した。各社が管轄する全ての新幹線路線で携帯電話での通話やネット接続が可能になったためとしている。
JR東海、JR西日本、JR九州は2020年2月に無料Wi-Fiサービス「Shinkansen Free Wi-Fi」を新幹線の全列車に導入。JR北海道は3月、JR東は12月に、それぞれが管轄する全ての新幹線路線を通信エリア化し、スマートフォンでの通話やネット接続をトンネル内でも可能にした。
このうちJR東とJR東海は、同様の理由で新幹線車内での「文字ニュース」の提供も終了している。
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