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法務省、刑事手続きのデジタル化目指し検討会立ち上げ 法的課題を整理
法務省が、刑事訴訟手続きのデジタル化に向けた法的課題について議論する検討会を立ち上げた。刑事手続きのペーパーレス化、オンライン化を推進する。
法務省は3月23日、刑事訴訟手続きのデジタル化に向けた法的課題について議論する検討会を立ち上げた。31日に第1回会合を開催する。これまで紙の文書と対面でのやりとりが必要だった刑事手続きのペーパーレス化、オンライン化を推進する。
検討会では、現行法の法的課題を整理するとともに、今後のデジタル化の方針や具体的な取り組み、サイバーセキュリティ対策などについて議論。国民の負担軽減や、感染症拡大時の手続きの迅速化につなげるとしている。
法務省はすでに民事訴訟における手続きのデジタル化に向けた議論を行っており、裁判でのWeb会議ツールの活用、訴状や判決文のペーパーレス化などの検討、実証実験が進んでいる。
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