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「LINEの通信を韓国が傍受」への反論記事、一転して公開に 森川氏「逆にLINEに迷惑になる可能性ある」
「韓国の情報機関がLINEの通信を傍受している」とした2014年の報道に対する、当時LINEの社長だった森川亮氏の反論記事が一時閲覧できなくなっていたことを巡り、森川氏が記事を再度公開した。
「韓国の情報機関がLINEの通信を傍受している」とした2014年の報道に対する、当時LINEの社長だった森川亮氏の反論記事が一時閲覧できなくなっていたことを巡り、森川氏が記事を再度公開した。
森川氏は3月30日の午後4時30分ごろ、自身の公式Twitterアカウントで「何かこちらの投稿に関してLINE側から意向があって消したと思われているようなので元に戻しました」と投稿。「もう私は退任し外から何かを言うべき立場ではないので非表示にしましたが逆にLINEの皆さんに迷惑になる可能性もあるので戻しました」と再び公開した理由を説明した。
2007年から15年までLINEの社長を務めた森川氏は14年6月、「FACTA」電子版が公開した「韓国国情院がLINE傍受」という記事に対し、自身の公式ブログで「そのような事実はない」と否定していたものの、反論記事が一時閲覧できない状態だった。Twitterでは3月25日ごろに削除されたことを示唆する投稿が見つかっている。
2015年にLINEの社長を退任した森川氏は現在、C Channelの代表取締役社長を務めている。
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