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Microsoft、「HoloLens 2」ベースの「IVAS」12万台を米陸軍に納入する約219億ドルの契約獲得

米陸軍がMicrosoftと近接戦闘部隊の兵士用MRヘッドセット「IVAS」の製造契約を結んだ。「HoloLens 2」ベースのIVASを向こう10年で12万台以上納入する。

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 米陸軍は3月31日(現地時間)、米MicrosoftとMR(拡張現実)ヘッドセット「HoloLens」のカスタム版製造契約を締結したと発表した。

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 Microsoftは米CNBCに対し、この契約で12万台以上のヘッドセットを納入し、10年間で最大219億ドル(約2兆4200億円)に上ると語った。

 Microsoftと米陸軍は2018年11月に近接戦闘部隊の兵士用ヘッドセットの技術契約を締結し、HoloLensベースの「Integrated Visual Augmentation System(IVAS)」の開発を進めてきた。

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IVASのプロトタイプを装着する兵士

 Microsoftは発表文で「IVASは、兵士をより安全にし、より効果的にするプラットフォームを提供する」と語った。

 陸軍は発表文で、兵士は「IVASの高性能の各種センサーを活用し、戦闘に必要な状況認識、ターゲットエンゲージメント、情報に基づく意思決定を強化できる」と語った。公式Instagramの投稿では、IVASの活用例として装甲車両のコックピットの中からでも「壁の外を見ることができる」と紹介している。


 この契約についてはMicrosoft社内の一部従業員から反対もある

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