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ラズパイで「Windows 10 on ARM64」を動かす(インストール編)名刺サイズの超小型PC「ラズパイ」で遊ぶ(第38回)(2/2 ページ)

ラズパイにARMプロセッサ向けの「Windows 10 on ARM64」をインストールしてみた。

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イメージファイルからインストール

 イメージファイルが完成すると、先ほどのフォルダの中に「19042.867……」とファイル名が続くISOファイルが現れます。これをmicroSDメモリカードに焼き込むための「Windows on Raspberry imager」をダウンロードして展開したら、microSDメモリカードをPCに接続して、フォルダの中にある「WoR.exe」をダブルクリックして起動します。後は表示されるウィザードに従って進めていけば、Windows 10 on ARM64のイメージファイルを展開して、microSDメモリカードにインストールできます。

 なおセキュリティソフトによっては、Windows 10のインストール中に「保護しますか」といったメッセージが出る場合があります。その際には許可をして、アクセスできるようにしてください。

Raspberry Pi
ダウンロードしたZIPファイルを展開する
Raspberry Pi
Windows on Raspberry imagerを起動する
Raspberry Pi
差したmicroSDメモリカードとインストールするOSを選ぶ
Raspberry Pi
先ほど作成したイメージファイルを選ぶ
Raspberry Pi
「最新のパッケージを……」を選ぶ
Raspberry Pi
「最新のファームウェアを……」を選ぶ
Raspberry Pi
この画面は特に何も設定せず「次へ」をクリック
Raspberry Pi
これでインストール前の設定は終了。最後にドライブレターを確認しておく
Raspberry Pi
Windows 10のインストールが開始される
Raspberry Pi
この画面が表示されたら終了。「完了」をクリックする

 インストールもかなりの時間がかかります。終了したらラズパイにmicroSDメモリカードを差して電源を入れましょう。Windows 10のセットアップ画面が起動します。ちなみに起動にも時間がかかります。

Raspberry Pi
ラズパイのロゴが表示される
Raspberry Pi
Windows 10が起動する

 次回はUEFIの設定とオーバークロックについてご紹介します。

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