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約1分で寝床ができる「ポンプ一体エアーマット」、キングジムが発売 オフィスの防災備蓄品に
内蔵のポンプを足で約1分間踏むだけで膨らむ「ポンプ一体エアーマット」をキングジムが発売。オフィスの防災備蓄品として。
キングジムは4月6日、内蔵のポンプを足で約1分間踏むだけで膨らむ「ポンプ一体エアーマット」を発表した。オフィスの防災備蓄品としての需要を見込む。4月30日に発売予定で、価格は1万780円(税込)。
空気を充填すると約650(幅)×1850(長さ)×75(厚さ)mmのマットになり、床からの冷えや振動を軽減するという。重量はマットのみで約960g。
使用後は空気を抜いて丸めると付属の袋にコンパクトに収納できる。オフィスの棚やデスクの引き出しにも入るため、災害発生時に備蓄倉庫まで取りに行く手間や配布する時間が省けるという。
2011年の東日本大震災では公共交通機関がストップし、東京都内だけで約352万人が帰宅困難者になった。首都直下地震ではさらに多い最大517万人が帰宅できなくなると見込まれている。
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