ニュース
地銀のスマホアプリ一斉ダウンで提供元のNTTデータが謝罪 「原因は調査中」
地方銀行が提供しているスマートフォンアプリが一時正常に動作しない不具合が発生したことに関し、アプリ提供元のNTTデータが4月5日、謝罪した。同社は「原因は調査中」としている。
地方銀行が提供しているスマートフォンアプリが一時正常に動作しない不具合が発生したことに関し、アプリ提供元のNTTデータが4月5日、謝罪した。同社は「原因は調査中」としている。
不具合は4月5日午前6時ごろから午後1時ごろにかけて発生。障害が発生したのは北海道銀行、青森銀行、仙台銀行、岩手銀行、東北銀行、福井銀行、七十七銀行、横浜銀行、京都銀行、鳥取銀行、長野銀行、大分銀行などで、これらの銀行のスマホアプリが一時正常に起動できない状態になった。
このうち、仙台銀行は「アプリバンキングのデータベースサーバが故障したのが原因」と公表していた。
NTTデータは5日、声明を発表。不具合の原因が、同社が地銀を中心に提供するスマホバンキングアプリ「My Pallete」の故障と明らかにした上で「金融機関様、ならびにご利用いただけなかった金融機関のお客さまに、多大なるご迷惑をおかけしましたことを深くおわび申し上げます」と謝罪した。同アプリは2021年1月時点で、27の金融機関が利用しているという。
関連記事
- 地方銀行のスマホアプリが一斉にダウン データベースサーバの故障が原因か
全国の地方銀行が提供しているスマートフォンアプリで4月5日、午前6時ごろから正常に動作しない不具合が発生した。約半数は12時30分ごろまでに復旧している。 - NTTとNTTデータ、特別調査委員会を設置 総務省幹部への接待で
NTTとNTTデータの幹部らが総務省幹部を接待をしていた問題で、両社は特別調査委員会を設置した。外部の有識者とともに事実関係の解明を目指す。 - NTTが総務省幹部に高額接待か 週刊文春報道に「会食は事実」
NTTの澤田純社長やNTTデータの幹部などが、総務省の谷脇康彦審議官と総務省出身で前内閣広報官の山田真貴子氏らに対し、高額な接待を行っていたと週刊文春が3月3日に報じた。NTTは会食の事実を認めた。 - NTTデータ関西、コロナワクチン接種の予約支援システムを無償提供 人口5万人以下の100自治体に
NTTデータ関西が新型コロナウイルスワクチンの接種予約を支援するシステムを5月から無償提供すると発表。人口5万人以下の100自治体が対象で、3月1日から申し込みを受け付ける。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.