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地方銀行のスマホアプリが一斉にダウン データベースサーバの故障が原因か
全国の地方銀行が提供しているスマートフォンアプリで4月5日、午前6時ごろから正常に動作しない不具合が発生した。約半数は12時30分ごろまでに復旧している。
東北銀行や京都銀行など、全国の地方銀行が提供しているスマートフォンアプリで4月5日、午前6時ごろから正常に動作しない不具合が発生した。約半数は12時30分ごろまでに復旧している。
障害が発生したのは、北海道銀行、青森銀行、仙台銀行、岩手銀行、東北銀行、福井銀行、七十七銀行、横浜銀行、京都銀行、鳥取銀行、長野銀行、大分銀行など。各行が提供しているスマートフォンアプリが正常に起動できない状態になった。各行ともインターネットバンキングは正常に稼働している。
岩手銀行や京都銀行など約半数はすでに復旧しているが、ほとんどの銀行は障害発生の原因などを明らかにしていない。仙台銀行は「アプリバンキングのデータベースサーバが故障したのが原因」としている。
アプリバンキングはNTTデータが提供している信用金庫業界向けのプラットフォーム。仙台銀行によると「詳しい原因はNTTデータの方で調査中」という。
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