「浮いているかのように軽快」──ダイソン、ヘッドを自在に動かせるコードレス掃除機「オムニグライド」発売 交換バッテリーも
ダイソンは、前後左右にヘッドを動かせるコードレス掃除機「Dyson Omni-glide」(オムニグライド)を発売した。直販価格は6万4900円(税込)から。
ダイソンは4月7日、前後左右にヘッドを動かせるコードレス掃除機「Dyson Omni-glide」(オムニグライド)を発売した。直営店や家電量販店で販売する。直販価格は6万4900円(税込)から。
幅208mmというコンパクトなヘッドの裏に360度回転する4つのキャスターを配置。床面との摩擦を抑え、前後左右どの方向へもスムーズに動く。
ダイソンで日本の品質部門を統括するJames Shale氏は「まるで浮いているかのように軽快。自由自在に動かせる」と胸を張る。
直径31mmのブラシバーは給気口を挟んで2つあり、同じ速度で内向きに回転している。このため掃除中は押しても引いても条件が変わらず、同じように掃除できる。
ネック部分も柔軟に可動し、テーブルの脚の周りも手首を返す動作1つでくるりとヘッドが回る。本体を倒してベッドの下も掃除できる。
本体はサイクロン部やモーター、ごみが入るクリアビンなどを直線的に配置し、ハンドル部に棒状のリチウムイオンバッテリーを入れた。駆動時間は「エコモード」で最長20分、「強モード」では約5分という。
バッテリーは着脱式とし、オプションとして5月下旬にバッテリーとACアダプターのセット(1万3200円)を販売する。ユーザーは必要に応じてバッテリーを交換して稼働時間を延ばせる。
サイクロンは小さいながらも8個のコーンを持ち、毎分最大10万500回転のモーターの力で9万8000Gの遠心力を発生。微細なゴミやホコリを空気から分離する。さらに多孔質膜フィルターなど5段階でゴミを捕集する仕組みで「0.3μmの微細な粒子を99.99%捉える」としている。
重量は1.9kgと2020年6月に発売した「Dyson Digital Slim」と同等。20年10月発売の「Dyson Micro 1.5kg」に比べると400gほど重い。
自立式の充電ドックの他、ふとん掃除に使えるミニモーターヘッド、すき間ノズルなどが付属する。直販サイト限定モデル「Omni-glide Complete+」(6万9300円)は本体にゴールドをあしらい、LEDライト付きのすき間ノズルが付属する。
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