TikTokと東宝がタッグ 「“縦型動画”にまだ開拓の余地がある」──映画祭でクリエイター発掘狙う
動画共有サービス「TikTok」を運営する中国ByteDanceの日本法人と東宝は、新たなクリエイターの発掘と育成を目的に映画祭「TikTok TOHO Film Festival 2021」を開催すると発表した。
動画共有サービス「TikTok」を運営する中国ByteDanceの日本法人と東宝は4月8日、新たなクリエイターの発掘と育成を目的に映画祭「TikTok TOHO Film Festival 2021」を開催すると発表した。
15秒から10分以内の動画に専用ハッシュタグ「#TT映画祭2021」を付けて、投稿すれば応募できる仕組み。1分以上の動画は分割してアップロードする必要がある。13歳以上であれば、一人で何度でも応募可能。期間は4月12日午前0時から5月31日午後11時59分まで。
米Adobeが協賛しており、参加者全員が映像編集ソフト「Adobe Premiere Pro」の編集ワークショップやAdobe Stock無料素材の提供を受けられ、ファイナリスト10人にはAdobe Creative Cloudコンプリートプラン(12カ月版)が贈られる。グランプリ受賞者には東宝が450万円分の映像制作サポートと賞金30万円を贈呈する。
審査員には「クローズZERO」シリーズなどを手掛けた映画監督の三池崇史さん、サカナクションやあいみょんのMV(ミュージックビデオ)を手掛けた映像作家の山田智和さん、TikTokクリエイターのしんのすけさんが名を連ねた。
2社は「“縦型動画”にはまだ開拓の余地があり、新しい映像世界を作り広げていく可能性を秘めている。世界中・日本中から新しい才能を発掘する」としている。
授賞式は6月下旬から7月中旬に都内で実施する予定。
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