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Facebook、ページの投稿に「風刺ページ」などのラベルを表示するテスト
Facebookが、風刺ページや政府関係者のページなどによる投稿にラベルをつけるテストを開始した。ユーザーがパロディをホンモノと受け取って混乱するのを防ぐ目的。
米Facebookは4月8日(現地時間)、一部のFacebookページによるニュースフィード上の投稿に「風刺ページ」「政府関係者」「ファンページ」などのラベルを追加するテストを米国で開始したと、公式Twitterアカウントで発表した。
ツイートのサンプルは「風刺ページ」ラベルの場合。ラベルをタップすると、風刺ページとは何かという説明と、なぜ風刺ページにラベルをつけるのかの説明が表示される。それによると「風刺ページの投稿は公人やニュースサイトからの投稿と非常に似ていることがあるので、混乱を防ぐためにラベルをつける」という。
ソースを確認せずに虚構記事に怒りのコメントを付けて拡散させるような行為を防ぐ目的とみられる。
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