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IBMのインフラサービス新会社は「Kyndryl」(キンドリル)
IBMは、ITインフラの構築・運用事業を分社化して設立する新会社の社名を「Kyndryl」(キンドリル)に決めたと発表した。本社は米ニューヨーク市に置く。
米IBMは4月12日(現地時間)、ITインフラの構築・運用を担う「グローバル・テクノロジー・サービス事業」を分社化して2021年中に設立する新会社の社名を「Kyndryl」(キンドリル)に決めたと発表した。本社は米ニューヨーク市に置く。
新会社は、IBM Cloudやメインフレームだけでなく、他社製品の運用や保守も手掛ける企業。既存の顧客4600社に加え、Amazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azureなど他社製品のユーザー企業も獲得して収益力を高める狙いだ。IBMの連結対象からは外れる。
Kyndrylの由来は、「kinship」(親族関係)と「tendril」(植物のつる)。「顧客やパートナーとともに長期にわたる関係を築き、人類の進歩に向けて取り組む」という意味を込めたという。
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