速報
「Google Earth」のタイムラプス更新 地球の37年分の変化を3Dで
Googleが“バーチャル地球儀”「Google Earth」を更新した。1984年から2020年の37年間のタイムラプスを3Dで表示できるようになった。海岸線の変化や森林が減っていく様子などを鳥瞰できる。
米Googleは4月15日(現地時間)、「Google Earth」で地表の変化をタイムラプス動画として楽しめる「Google Earth タイムラプス」を更新し、37年分の変化を3Dで表示できるようにしたと発表した。1984年から2020年にかけての地球の変化を観察できる。
Googleは、「気候変動の影響は抽象的で遠くに感じられるが、タイムラプスを使うと、変化する地球をすぐに把握できる」としている。下のGIFはラスベガスが発展する様子だ。
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
利用するにはGoogle EarthをサポートするWebブラウザでGoogle Earthを起動し、船の舵のようなアイコン(Voyager)をクリックして「Google Earthのタイムラプス」を選ぶ。興味のある地域を検索するか、用意されたテーマ(変わりゆく森林、壊れやすい美しい自然など)のガイド付きツアーをクリックする。
Googleは3Dタイムラプスを、1984年から2020年までに撮影された2400万点を超える衛星画像を使い、4.4テラピクセルの動画を編集することで作成した。衛星画像はNASA、米地質調査所、欧州委員会、欧州宇宙機関と協力して集めたとしている。
関連記事
- 「Google Earth」がようやくFirefox、Edge、Operaで利用可能に
これまでChromeでのみ利用可能だったWeb版「Google Earth」がFirefox、Microsoft Edge、Operaもサポートした。昨年12月にWeb標準になったWebAssemplyで可能になった。Safariもサポートするとしている。 - ドローンいらず? 飛行動画作成できる「Google Earth Studio」登場
Googleが、「Google Earth」の膨大な量の3D画像と衛星画像を使ってアニメーション動画を作れるツール「Google Earth Studio」のプレビュー版を発表した。Googleアカウントで申し込める。 - 「Google Earth」刷新 まずはChromeブラウザで
「Google Earth」がアップデートされ、1クリックで3D表示にできるボタンや、BBCなどが提供するコンテンツを表示できる「Voyager」機能などが追加された。Chromeブラウザで既に使え、他のブラウザやモバイルアプリ版も段階的に更新される見込み。 - 32年分の高画質な地球タイムラプス 「Google Earth タイムラプス」がアップデート
タイムラプスで衛星写真が見られる「Google Earth タイムラプス」がアップデートした。4年分の写真を追加して計32年分の地表の移り変わりが楽しめる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.