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Adobe共同創業者、チャールズ・ゲシキ氏が81歳で死去 PDFの生みの親
Adobeの共同創業者、チャールズ・ゲシキ博士が81歳で死去した。1982年にジョン・ワーノック博士とAdobeを立ち上げ、PostScriptやPDFを世に送り出した。2000年まで同社の取締役を務めていた。
米Adobeの共同創業者、チャールズ・ゲシキ博士が4月16日(現地時間)に亡くなったと、Adobeが同日発表した。81歳だった。
ゲシキ氏は1982年に米Xeroxの同僚だったジョン・ワーノック博士と共同でAdobeを立ち上げた。最初の製品は「Adobe PostScript」。この技術はプリント処理およびイメージ処理の標準技術として、世界中の企業や出版社、政府機関によって採用されている。2人はPDFの開発者としても有名だ。
Adobeのシャンタヌ・ナラヤンCEOは従業員宛書簡で、ゲシキ氏が「デスクトップパブリッシング革命を引き起こした」とし、「Adobeコミュニティ全体とテクノロジー業界いとって大きな損失だ。チャック(ゲシキ氏の愛称)は何十年にもわたってわれわれの指導者であり、英雄だった」と語った。
ゲシキ氏は1986年〜1994年にAdobeのCOO(最高執行責任者)を、1989年〜2000年に社長を務めた。1997年〜2017年にはワーノック氏と共同で取締役会長を務め、2020年まで取締役だった。
同氏の妻、ナンシーさんは地元メディアの米Mercury Newsに、「彼は非常に謙虚な人だったと妻として言えます。もちろん、彼は自分の成功を非常に誇りに思っていましたが、自分がその成功にどれだけ貢献したかについて、非常に慎重でした」と語った。
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