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アクサ生命、本社オフィスの座席数を半分に リモートワークで出社減
アクサ生命保険が、本社オフィス(東京都港区)の座席数を半分に削減。空いたスペースには、グループ企業のオフィス機能を集約する。リモートワークの実施により、アクサグループ全体で社員の出社が減ったことを受けた施策という。
アクサ生命保険は、本社オフィス(東京都港区)の座席数を半分に削減する。空いたスペースには、グループ企業であるアクサダイレクト生命保険やアクサ損害保険のオフィス機能を集約するという。親会社のアクサ・ホールディングス・ジャパンが4月23日に発表した。
リモートワークの実施により、アクサグループ全体で出社する社員が全体の2割程度になったことを受けた施策。座席数の削減やグループ企業の移転は、6月30日にかけて段階的に進める。
アクサグループはコロナ禍を受け、2020年5月から全社員を対象にリモートワークを原則化。6月に行ったアンケートでは、リモートワークの継続を希望する社員が全体の7割を超えたという。
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