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KDDI、本社オフィスの座席数を4割削減 空きスペースにグループ企業など集約
KDDIが、2021年1月以降に本社オフィスの座席数を4割削減する。テレワークを本格導入した結果、社員の出社が減ったためという。空いたスペースにはグループ会社や都内に分散している拠点を集約する。
KDDIは12月23日、2021年1月以降に本社オフィス(東京都千代田区)の座席数を4割削減すると発表した。空いたスペースには都内に分散しているグループ会社や事業拠点を集約する。コロナ禍を受けて6月からテレワークを本格導入した結果、出社する社員が減ったためという。
本社には今後、Web会議用のスペースやオンライン配信用のスタジオなども新設。在宅勤務と出社を組み合わせた働き方を可能にするという。
KDDIは8月、社員数に対して座席数を4割削減した事業拠点を、東京・虎ノ門に新設。これまでの運用で大きな課題が見つからなかったため、本社でも座席数の削減に踏み切ったとしている。
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